今回はTOEICの小ネタを書いてみたいと思います。
テーマはマークシートを記入するタイミングについて。
ご存知のとおり、TOEICでは解答をマークシートに記入します。
普通にやると、問題を解くそばから解答をマークで塗りつぶすということになりますが、一部の問題では、すぐにマークをしないほうが良い場合もあります。
というわけで、この記事では、TOEICの試験でマークシートに記入するベストタイミングについて書いてみたいと思います!
ぐれいと
もくじ
TOEIC|マークを塗りつぶすベストタイミング
マークシートにマークを塗りつぶすベストのタイミングについて、リスニングとリーディングに分けて考察します。
リスニング問題
まず、リスニング問題のマークを塗りつぶすタイミングについて。
Part1、2
リスニングのPart1と2について。
Part1, 2は、設問と設問の間に比較的余裕があり、しっかり解答をマークする時間は十分にあります。
従ってPart1, 2は、
設問ごとに答えをしっかりマークする
で良いです。
Part3, 4
一方、リスニングのPart3, 4は、次の問題が始まるまでに設問の先読みをする必要があります。
(先読みとは何ぞやという人はこちらを参照してね)
従って、時間がかなりタイトで、マークを塗りつぶす時間が惜しい!
そこで、Part3, 4については、
マークの本塗りはせず、下書き(例えば、線を引くなどして印を付ける)に留める
がおすすめ!
イメージとしては以下のようなかんじですね。
※TOEIC Part3, 4を解いた直後のマークの状態。リスニングが終わってからしっかりマークする
上の写真のように、Part 3,4を解いている最中は、解答の選択肢に線を入れておきます(つまり、しっかりとマークを塗りつぶすことはしない)。
こうすることで、マークを塗りつぶすのにかかる時間(数秒程度)を先読みのために時間に回すことができます。
下書きした箇所は、リーディングのときの時間を使って清書(しっかりマークを塗る)をします。
ぐれいと
リーディング問題
リーディング問題については、Partによらず、基本的には問題をといたら普通にマークを塗りつぶすでOKです。
ただし、僕の場合、
答えに自信が無くて後で見直したい問題に限っては、下書きに留めておく
ようにしています。
こうすると、一通り問題を解き終わった後で、どの問題を優先的に見直せばよいのかがわかります。(マークを下書きにしている問題は自信が無いので見直すべき)
あと、解答を修正する場合も消しゴムで消しやすいです。
このやり方はすべての人におすすめはしませんが、TOEICの本番で時間以内に解き終えて見直しに時間を使える人にはおすすめしときます。
ぐれいと
下書きを清書するタイミング
上のやり方では、Part3, 4とリーディングの一部はどこかで清書する(下書きの箇所のマークをしっかり塗りつぶす)必要があります。
清書のタイミングは、僕の場合、
- Part3, 4→ リスニング問題が終わった直後
- リーディング→ 試験終了5分前
タイミングを2回に分けることで、一応のリスク分散をはかっています。
試験の終了間際で一気にマークする、というのも考えられますが、万が一時間を勘違いしてマークする試験が終了してしまう、というリスクを追うことになりますからね。
あと、時間が足りなかったり、わからなくて空欄にしている箇所も、このタイミングで塗ってしまいましょう。
わずかでもスコアを上げたいなら、ベストエフォートを尽くすべきです。
マークシートの塗り方について
マークシートの塗り方についても豆知識を。
マークは雑に塗ってもいい?
あと、参考までにですが、マークはそんなにきれいにしなくても読み取ってくれるみたいです。
以下のように、マークシートリーダで、どんなマークであれば読み取れるのか実験した人がいます。
明日センター試験だし,ラボにあったマークシートリーダで,どこまでちゃんと読めるか実験した時の画像を載せときますね.意外と精度高いようなので,消しゴム掛けるときは注意したほうがいいですよ. pic.twitter.com/xoAf5qHQbi
— 三崎律日@「奇書の世界史」発売中 (@i_kaseki) January 16, 2015
こちらにあるように、少々枠からはみ出したり、マーク内に空白があったりしても読み取られるし、極端な話、線だけでも認識される模様。
もちろん、TOEICの本試験で、上記の実験通りに微妙なマークを読み取ってくれる保証は無いので、ある程度はちゃんとマークするのが無難です。
ただ、そこまできれいに塗りつぶそうと神経質にならなくてもよい、というのは頭に入れておきましょう。
ぐれいと
マーク専用のペンを使おう
マーク専用のペンを使うと、マークがすごく楽です。
芯が通常のシャーペンよりも太くて、ペン先を2, 3往復するだけで、マークが塗れてしまうというすぐれもの!
マーク専用ペンを使えば、マークの下書き(線を引く)だけでもかなりの面積がマークできるので、
マークを清書しないまま試験が終了してしまった・・・
という事態が起こっても、「マークが読み取られない」というリスクを回避できます。
マーク専用のペンは色々市販されていますが、ステッドラー シャーペン 1.3mmが僕のおすすめ。
※左:僕が使っているステッドラー シャーペン(1.3 mm)
※右:通常のシャーペンとの比較。芯が太いのでマークが楽ちん!
グリップが太く、且つ三角形になっているので、長時間使っていても疲れにくいです。
使用イメージはこんなかんじですね。
お値段は約1,000円と他のマークシートシャーペンよりも少々値ははりますが、その分使いやすさはピカイチ!
少しでもTOEICを有利に進めたい方はぜひ!
まとめ
というわけで、TOEICのマークのタイミングや塗り方について書いてみました。
まとめると、
- リスニングのPart3, 4は、マークの本塗りはせず、下書きに留める
- リーディング問題は、後で見直したい問題に限ってマークを下書きしておくとよい(あとは本塗り)
- 下書きを清書するタイミングは、リスニング問題終了直後と、試験終了5分前がおすすめ
- マークの丁寧さはそこまで神経質にならなくてもOK
- マークシート専用のペンを用意しておこう
ということですね。
ご参考になれば幸いです!
なお、TOEICリスニング問題をうまく解くコツについては下記の記事で徹底解説してるので、こちらもぜひ参考にしてみてください!
【超基本】TOEICリスニングのコツとテクニック|これだけは知っておけ