どもー、ぐれいと(@great_sci)です。TOEICがんばるおじさんです。
TOEICで出題される英語はそれなりに難易度が高く、英語の初心者にはかなり難しく感じます。
勉強するにも、どこから手を付けたら良いか悩んでいる人も多いのではないでしょうか?
ぐれいと
TOEICは大きくリスニングパートとリーディングパートの2つに分かれますが、リスニングの方が短期間でスコアを上げやすいです。
従って、初心者の方はリスニングを優先的に取り組むことをおすすめします!
というわけで、この記事では、
- TOEICを初めて受験するんだけどどうしよう?
- TOEICを受けたら400点だった・・・
といったTOEICの初心者の方に向けて、リスニングの勉強法について書きます!
ちなみに、これを書いている僕は、4, 5年間コツコツ勉強して、TOEICのスコアを955まで上げました。
過去の受験で、少しでもスコアアップするために色々とやった経験を踏まえつつ、有益な情報を書きたいと思います!
もくじ
TOEIC初心者におすすめのリスニング勉強法
TOEICの初心者にお勧めのリスニングの勉強方法をご紹介します。
ちなみに、ここで言う初心者とは、
- TOEICの受験が初めてで、英語にあまり自信がない
- TOEICのスコアが500点未満
の方を想定しています。
以下におすすめのリスニング練習法をご紹介します。
- スクリプトを見ながら英語音源を聞く
- シャドーイング
- ディクテーション
- 単語と英文法の基礎固め
- リスニング問題のコツを知る
上の1, 2, 3がリスニング力を強化するための練習法、4, 5が英語の基礎力をつけるための勉強になります。
ぐれいと
スクリプトを見ながら英語音源を聞く
英語のリスニング力を上げるには、当然ながら英語を耳で聴くことが必須です。
ただし、漫然と音源を聴くだけでは、あまり効果がありません。
そこでおすすめなのが、スクリプト(英文原稿)を見ながら英語音源を聞くことです。
やり方としては、英語の音声を耳で聴きながら、スクリプトの該当箇所を目で追います。
その際、
- 単語1つ1つがどのように発音されているか
- センテンスの文構造(主語、動詞)がどうなっているか
を意識しながら聴くと効果的です。
効果は次に述べるシャドーイングやディクテーションに及びませんが、この練習法が良いのは場所を選ばずにできるところ。
移動中は英語を耳で聴き、自宅ではシャドーイングをするようにすると良いです。
教材は公式問題集か、それが難しければ、TOEICでる文80などの音源を使うと良いでしょう。
シャドーイング
シャドーイングとは、
英文を聞きながら、それを追いかけるように発音する
という練習法のこと。
実際に英語を口に出して発音することで、単語1つ1つが意識されると共に、英語のリズムを体に刻みつけることができます。
シャドーイングは比較的長めの文章が向いています。
うってつけなのが、TOEICのPart3, 4ですね。
最初のうちは、英語の音声を聞きつつ、スクリプト(英文原稿)を見ながらその後を追いかけるように音読します。
そして、慣れてくると、英文を見ずに聞こえたとおりに発音します。
その際、録音して聞き返すとより効果的です。
録音は面倒ですが、後に述べるスタサプTOEICではこの機能が備わっているので効率的にシャドーイングができます。
ディクテーション
ディクテーションとは、
英文を聞き、それを紙などに筆記する
という練習法のこと。
ディクテーションをやることで、自分がどういった単語が聞き取れてないのかが明確になります。
ただ、ディクテーションは結構時間が取られ、長文でやるのはかなり大変です。
そのため、短めの文章(1, 2センテンスくらい)でやるのが良いです。
公式問題集のPart1, 2の設問と選択肢が格好の教材になります。
単語と英文法の基礎固め
リスニングを聞き取れるようになるには、単語や英文法の知識が欠かせません。
特に、TOEIC初心者の方の場合、基礎的な英単語や英文法の知識が足りていないケースが多いです。
上のシャドーイングなどと並行して、単語帳や文法書を1冊仕上げておくと良いでしょう。
リスニング問題のコツを知る
TOEICの試験形式は決まっているので、事前に問題を解くコツを知っておくことで、スコアアップが期待できます。
例えば、
- Part2は消去法で解く
- Part3, 4は設問の先読みをしておく
などですね。
詳しくは「【超基本】TOEICリスニングのコツとテクニック|これだけは知っておけ」を参照してください!
【超基本】TOEICリスニングのコツとテクニック|これだけは知っておけ初心者がリスニングを勉強するのにおすすめの教材
上で紹介した勉強法実践するのにオススメの教材をご紹介します。
- 公式問題集
- 「音読」で攻略TOEIC®L&Rテストでる文80
- TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ
- TOEICテスト中学英文法
- スタディサプリTOEIC
公式問題集
初心者に限らず、TOEICの勉強のための教材といえば、公式問題集です。
公式問題集には、
- TOEICの各Partの練習問題
- TOEIC模試 × 2回分
が収録されています。
公式だけあって、出題傾向や難易度は本試験のそのまま。
公式問題集のリスニングパートを教材として、ディクテーションやシャドーイングをするのがお勧めです。
具体的には、
- part 1, 2 → ディクテーション
- Part 1〜4 → シャドーイング
します。
最低2回は、時間を測って演習し、本番でのスピード感に慣れておきましょう。
ただ、初心者にとっては問題のレベルが高すぎて消化不良になってしまう可能性もあります。(TOEICの問題って慣れてないと結構難しいですからね)
その場合は、以下に紹介する初心者向けの教材を使ってみると良いでしょう。
ぐれいと
「音読」で攻略TOEIC®L&Rテストでる文80
公式問題集が難しく感じる人は、もう少し簡単な教材を間に挟むと良いです。
自分よりもちょっと上のレベルくらいが理想です。
ただし、TOEICに出題されるジャンルである、ビジネスをメインで含むものにしましょう。
当然ながら、分野によって使われる単語や表現は違ってきます。
初心者の方におすすめなのが、「「音読」で攻略TOEIC®L&Rテストでる文80」です。
例文の数が80とコンパクトで、初心者の方でも挫折することなく回せます。
まずは本書でシャドーイングなどを完璧にして、レベルアップすると良いでしょう。
TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ
初心者の方が単語力を強化するのにおすすめなのが、「TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ」(通称「銀フレ」)です。
著者のTEX加藤氏はTOEICマニアで、TOEIC対策の参考書を数多く執筆しています。(なお、本書に限らずTEX加藤氏の参考書はお勧めのものが多いです。)
本書は、TOEICに頻出の英単語がレベル別に分けられています。
本書はTOEICの単語帳ですが、リスニングの教材としても使えます。
なお、本書の姉妹本として「TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ」(通称「金フレ」)もあります。(TOEIC対策の単語帳として超有名)
銀フレの単語ができるようになったら、金フレにレベルアップすると良いでしょう。
TOEICテスト中学英文法
初心者におすすめの英文法の参考書は「TOEIC(R)テスト 中学英文法で600点!」ですね。
本書は、中学校で習う基礎的な英文法を復習しつつ、TOEICの対策をしていくというもの。
TOEICの本題形式に合わせて文法を学べます。
また、TOEICのリーディング問題の演習も収録されているので、TOEICの初心者にはうれしい仕様!
TOEIC対策をしつつ、試験に必須となる基礎的な英文法を効率良く学ぶことができます。
スタディサプリTOEIC
TOEICのリスニング対策におすすめの教材が、スタディサプリTOEIC(通称、スタサプTOEIC)です。
スタサプTOEICでは、カリスマ講師によるTOEICの対策講座、模試、単語集などが入っており、それらをスマホアプリやPCで勉強することができます。
スタサプTOEICの良い点は、
- スマホアプリで手軽にTOEIC対策ができる
- カリスマ講師の講義はとにかく分かりやすく、挫折しにくい
- 初心者向けの文法講座があり、基礎から学べる
などですね。
リスニングを短期間で強化したい初心者の方には、かなりおすすめです。
申し込みから7日間は無料で機能が使えるので、TOEICのスコアアップを狙っている方はぜひ試してみてはいかがでしょうか?!
※7日間すべての機能が無料で使えます
※新規入会特典あり!
僕も半年間がっつり使った上でスタサプTOEICの詳しいレビュー記事を書いているので、ぜひ参考にしてみてください!
スタディサプリTOEICを徹底レビュー!【口コミと評判はいかに?】初心者がリスニングの勉強で気をつけること
最後に、初心者がTOEICリスニングの勉強をするにあたって、マインド的なことを挙げておきます。
1つの教材でリスニング練習を徹底的にやり込もう
つい色んな参考書に手を出しくたくなりますが、ここはぐっと我慢。
1つの教材をしっかりやり込んでものにするのがスコアアップの近道です。
単語と文法を疎かにすることなかれ
スポーツに例えると、単語や英文法の知識は、基礎体力のようなものです。
単語や英文法の勉強を疎かにすると、リスニングで伸び悩むことになります。
リスニングの訓練と並行して、底上げするようにしましょう。
問題演習(アウトプット)も並行してやろう
TOEICはスピードが求められる過酷な試験です。
少しでも良いスコアを取るには、事前の訓練が欠かせません。
試験本番までに、公式問題集で問題を解く訓練をしておきましょう。
2時間で200問を一気に解くのが理想ですが、まとまった時間が確保できなれければ、リスニングとリーディングに分けてやっても良いです。
まとめ
というわけで、TOEICの初心者の方におすすめのリスニングの勉強法について書いてきました。
まとめると以下のようです。
- スクリプトを見ながら英語音源を聞く
- シャドーイング
- ディクテーション
- 単語と英文法の基礎固め
- リスニング問題のコツを知る
- 公式問題集
- 「音読」で攻略TOEIC®L&Rテストでる文80
- TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ
- TOEICテスト中学英文法
- スタディサプリTOEIC
ご参考になれば幸いです!