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どもー、ぐれいと(@great_sci)です。TOEICがんばるおじさんです。
社会人になってから地道にTOEIC対策をやってきた僕。
長年の勉強で、TOEICのスコアを930まで上げました。
しかし、目指すはさらなる高み!
さらなるスコアアップを狙って、スタディサプリTOEICというサービスを試してみることにしました。
スタディサプリTOEIC(以下、スタサプTOEIC)は、アプリやPCでTOEICの対策講座が受けられるサービス。
最近テレビのCMでもよく見かけますね。
巷のレビューを見ていると、スタサプでTOEICのスコアが上がったという人の声をかなり耳にする一方で、すでに900くらいある人がスコアアップしたという話はあまり耳にしません。
実際のところ、僕のようなスコア900以上の人にもスタサプは効果があるのか?
これを確かめるために、スタサプTOEICを半年ほど使って勉強した後、TOEICを受けてきましたよ!
というわけで、この記事では、僕がスタサプTOEICで半年間勉強した効果とおすすめの勉強法をご紹介します!
ぐれいと
なお、スタサプTOEICの詳しい機能は別記事で解説してるので、「スタサプって何ぞや?」という人はこちらからどうぞ!
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もくじ
半年間スタサプTOEICを使った効果は?
冒頭でも書いたとおり、僕はスタサプを使い始める前からTOEICスコアが930ありました。
ただ、これまで市販の参考書を地道にやってきたものの、TOEICの勉強は完全に独学。
TOEIC対策講義をちゃんと受けたらさらにスコアが伸びんるじゃないか?
という下心があり、スタサプを試してみることにしました。
そんなわけで、試験本番までの半年間弱、スタサプTOEICを使って勉強したわけですが、具体的には以下のようなことをやりました。
試験までにやったこと
スタサプTOEICはかなり膨大なコンテンツがあるのですが、試験本番までの半年間で以下をやりました。
- パーフェクト講義
- TEPPAN英単語
- パーフェクト講義 文法編
- 実践問題集(4回分くらい)
まずは、スタサプのガイダンスに従って、パーフェクト講義とTEPPAN英単語を進めました。
大体3週間くらいで1周できたので、さらにパーフェクト講義 文法編を始めました。
僕の場合、復習をかなり丁寧めにやりましたね。
復習モードでできなかった問題をやり直すのはもちろん、リスニングの全ての問題についてディクテーションとシャドーイングを2回以上やりました。
また、文法編も2回まわしました。
ぐれいと
上記が一通り完璧になったのが3ヶ月目くらいで、そこから実践問題集に着手しました。
こちらも同様に、問題を解くだけでなく、復習も丁寧にやりました。
最終的には、実践問題集は4くらいまでやりました。
最後の仕上げとして、TOEIC公式問題集を使って2回ほど予行演習(2時間で200問を解く)をしました。
ちなみにスタサプだと、実践問題集も問題を解くたびに解説が挟まるので、こういった本番形式の演習には向いていません。
ぐれいと
試験の結果は?!
というわけで、試験までは、公式問題集で本番の勘を取り戻したくらいで、後はほぼスタサプTOEICのみで勉強しました。
そして、ついにTOEICの試験本番が!
試験当日は数年ぶりのTOEIC受験ということで、ちゃんと実力が出せるか不安でした。
時間内に200問を解き終わって、見直しもできました。
実力は出し切れたかなという感じでした。
そして、試験から数週間語、ついに結果が郵送されてきました!
結果は、
- リスニング:480
- リーディング:475
- 合計: 955
でした!
前回の930から25点ほどアップ!
上で述べたように、基本的にはスタサプのみで勉強したので、このスコアアップはスタサプの効果といって良いかと思います。
ぐれいと
スタサプTOEICが効果的だった点
スタサプの何がスコアアップにつながったのか、自分なりに分析すると、要因としては
- TOEICに頻出パターンがより身についた
- 風化しかけていた英文法の知識が整理された
があったと思います。
毎日何かしらのTOEIC形式の問題を解く、というのはかなり訓練になったと思います。
もう一つ、「風化しかけていた英文法の知識が整理された」もスコアが伸びた要因だと思います。
僕は学生の頃はあまり英語が得意ではなく、社会人になってから英語を頑張るようになったという経緯があります。
なので、学生の頃習った英文法の知識はかなり風化していました。
それが、今回のスタサプのパーフェクト講義英文法編をやることで、あやふやだった英文法の知識がかなりクリアになりました。
今まで感覚で解いていたPart5の問題など、根拠を明確にした上で解けるようになったのは大きかったです。
スタサプTOEICのうまい勉強法と進め方
というわけで、実際にスタサプTOEICを半年間使ってみて、スタサプの良いところ、不十分なところが見えてきました。
スタサプTOEICで効果を上げるためには、特徴をしっかり理解して、うまく勉強に活かすのが重要。
ここからは、僕なりに編み出したスタサプTOEICのうまい使い方をご紹介します!
- コンテンツの進め方を意識する
- 「パーフェクト講義 英文法編」は絶対やるべき
- リスニング問題はディクテーションとシャドーイングをしっかり
- リーディングは音読と構文解釈をやる
- 足りないところを参考書で補完する
コンテンツの進め方を意識する
スタサプTOEICに含まれるコンテンツはかなり膨大な量となっており、全てをやるのは現実的ではありません。
従って、
TOEICの試験本番までに、何のコンテンツをどのような順番・期間で進めるのか?
というスケジュールと取捨選択を意識することが重要です。
僕がおすすめするスケジュールは以下の通り。
並行してTEPPAN英単語は毎日やる
並行してTEPPAN英単語は毎日やる
全てのコンテンツの総復習
公式で推奨するスケジュールよりも、英文法編を並行してやる分少し期間がかかりますが、これが後々で効いてきます!
もし3ヶ月より長い期間勉強時間を取れるのであれば、実戦問題集や本番演習の回数をさらに増やして、より万全に対策をします。
なお、上記のスケジュールはTOEIC600以上の方を想定しています。
スコアが600未満の方(もしくは初受験で英語に自身が無い人)は、基本的な英文法や単語の知識が抜けている可能性が高いです。
そのため、基礎英文法の講座と基礎英単語を最初にやったほうが良いでしょう。
「パーフェクト講義 英文法編」は絶対やるべき
スタサプ内の「パーフェクト講義 英文法編」は必ずやっておくことをおすすめします。
TOEICでハイスコアを取れている人でも、必ず学びがある神講座だからです。
ぐれいと
「パーフェクト講義 英文法編」では、TOEICで必要となる英文法の解説講義と問題演習がセットになっています。
左:英文法編のもくじ。約50の項目からなる
右:1つの項目は、例題、解説講義、問題演習の3つで構成される
講義では講師(関先生)が英文法を斬新な切り口で解説しているので、中級者以上の人も目からうろこが落ちるような学びが必ずあるはず。
ぐれいと
そして、演習問題はTOEICのPart 5の形式で出題されるので、直接的にTOEIC対策になります。
進め方としては、全レッスンを1周した後、できなかった問題を再度解いたり、理解が十分でないところは講義を聞き直したりします。
その際におすすめなのが、自分なりの英文法メモを作ることです。
※僕の英文法メモ。関先生の神解説をEvernoteにまとめています
英文法メモには、講義動画で「なるほど!」と思ったポイントや、何度も間違えた問題などをまとめます。
これがあると、後々Part 5の問題演習の復習で、前に学習したことをさっと見直せますし、記憶に残りやすくなります。
リスニング問題はディクテーションとシャドーイングをしっかり
パーフェクト講義などのリスニング問題は、復習機能を使ってディクテーション・シャドーイングを完璧になるまでやりましょう。
ぐれいと
まず、ディクテーションについて。
ディクテーションによって、英文を集中して聴くことになりますし、英語の細かい発音に注意が向くようになります。
ディクテーションはスマホよりPCでやったほうが断然早くできるので、PCで練習するのがおすすめです。
※ディクテーションのPC画面。PCでやったほうが効率が良い
以下のPCの操作を覚えておくとスムーズです。
- スペースキーで音声再生
- エンターキーで次に進む
続いて、シャドーイング。
Part 3や4は、文章が長くなりますが、こちらも徹底的にシャドーイングします。
その際、シャドーイングの最後の画面(下の写真の右側)で、お手本の音声と自分の声とを対比するとさらに効果的です。
※左:シャドーイングをする画面。スクリプトを消すこともできます
※右:シャドーイング終了後は、お手本と自分の声とを聞き比べることができます
これによって、自分のシャドーイングが単語を聞き逃したり聞き間違いをしてないかを確認していきます。
うまくシャドーイングできなかった文章は記録しておいて、日をおいて2回、3回とうまくできるようになるまで挑戦します。
なお、シャドーイングでは、デバイスはスマホを使うのがおすすめです。
ぐれいと
リーディングは音読と構文解釈をやる
リーディング(Part 5〜7)でも復習重視の姿勢は変わりません。
まず、最初に一通り問題をやって、できなかった問題や正解したけど迷った問題を潰していきます。
Part 5の復習では、できなかった問題について、「パーフェクト講義 英文法編」の該当する講義を聞き直したり、英文法メモを見直したりするのが効果的です。
そして、全てのリーディング問題で文章の音読と構文解釈をやるのがおすすめです。
問題文を最初から最後まで精読しながら、文構造(主語・動詞はどこか?修飾関係がどのようになっているか?)をとっていきます。
そして、音読で構文を意識しながら、文章を読むという訓練を積みます。
こういった訓練を積むことで、英語の読解能力が向上し、問題を解くスピードを上げることができます。
足りないところを参考書で補完する
スタサプTOEIC一本で十分過ぎるほどTOEIC対策はできます。
しかし、部分的には、他の教材を使った方が良い場面があることも事実。
具体的には、
- 本番の予行演習
- 英単語学習
- Part 7の問題演習
は、他の教材を使うとベターかなと思います。
ここでは、スタサプTOEICを補完するためにおすすめの教材をご紹介します!
TOEIC公式問題集
スタサプTOEICの補完として真っ先に揃えたいのが、TOEIC公式問題集です。
TOEICで良いスコアを取るためには、本番と同じように2時間で200問を解く訓練が必要です。
しかし、スタサプTOEICは、一問回答するごとに解答が表示される仕様となっているため、上記のような訓練には不向きです。
そこで、市販のTOEIC公式問題集を使って本番を想定した演習をするのがおすすめです。
公式問題集を使った本番演習では、
- リスニングパートの音源は予めスマートフォンにダウンロードしておく
- タイマーを120分(2時間)に設定し、リスニングパートの再生開始とともに、タイマーをスタート
- 解答を紙のマークシートに記入
- リスニングパートが終了するとすぐにリーディングパートの問題を解き始める
- タイマーが鳴った(2時間が経過した)ら問題を解くのをやめて、採点に入る
という流れで進めます。
もちろん、間違えた問題の復習はしっかりやりましょう。
公式TOEIC Listening &Reading問題集9
金のフレーズ
スタサプのTEPPAN英単語は、TOEICの出題傾向を捉えており、悪くないものではあります。
しかし、若干作りが簡素過ぎるのが玉に瑕。
単に単語を覚えるだけでなく、どういった場面で使われるかの文例ごと覚えたほうが効率が良いです。
そこでおすすめなのが、「TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ」(通称「金フレ」)です。
金フレは、数多くのTOEIC受験生に支持されている、TOEIC英単語帳の定番です。
本書の特徴は、英単語をフレーズ(単語数個のまとまり)として学習していく作りになっている点。
これによって、英単語がどのようにして使われるのかを一緒に学習できるので、より実践的な知識を身に付けることができます。
なお、著者のTEX加藤氏はTOEICマニアで、TOEIC対策の参考書を数多く執筆しています。
マニアならではの視点からのTOEICの小話なんかも挿入されており、おもしろいです(笑)
(なお、本書に限らずTEX加藤氏の参考書はお勧めのものが多いです。)
TOEIC L&R TEST出る単特急金のフレ-ズ 新形式対応
公式TOEIC L&R Part 7 速読演習
スタサプのPart 7の問題は、スマホでやると文字が小さくて読みにくいです。
僕は元々目が弱いこともあって、Part 7の問題をやるのは結構苦痛でした・・・。
なので、僕みたいにスマホで英語の長文を読むのがしんどい人は、Part 7は別途紙の問題集を買ってやったほうがいいかなと思います。
Patt 7に特化した問題集はあまた市販されていますが、おすすめは「公式TOEIC Listening & Reading Part 7 速読演習」です。
本書はその名の通り、TOEICを実施しているETSから出版されているので、本番そのものの問題を演習できます。
全文書について、読み上げ音声が付いているので、耳からのトレーニングにも最適です!
公式TOEIC Listening & Reading Part7 速読演習
まとめ
というわけで、僕のスタサプTOEICを使った勉強法とその結果について書きました。
再度、スタサプTOEICを使ったおすすめの勉強法についてまとめます。
- コンテンツの進め方を意識する
- 「パーフェクト講義 英文法編」は絶対やるべき
- リスニング問題はディクテーションとシャドーイングをしっかり
- リーディングは音読と構文解釈をやる
- 足りないところを参考書で補完する
スタサプTOEICは非常に優れた教材ですが、うまいやり方を意識することで、最大限の効果を得ることができます。
以下のような課題感がある人は、英語の上級者でもスコアが伸びる可能性が高いと思います。
- 今までTOEIC対策を独学でやっていた
- リスニングを強化したい
- 英文法を復習したい
スタサプTOEICは、申し込みから7日間は無料で使えます。
まだの方は、ぜひ試してみてはいかがでしょうか?!
※7日間すべての機能が無料で使えます
スタサプTOEICの詳しい機能や内容をレビューした記事も書いているので、こちらも参考にしてみてください!
スタディサプリTOEICを徹底レビュー!【口コミと評判はいかに?】