TOEICのリスニングで集中できないときの対処法は?

集中できない

TOEICは2時間の長丁場で、常に緊張を強いられる過酷な試験。

問題がわからなくて焦ったり、長時間の試験で疲れたりして、

試験の途中で集中できなくなってしまった・・・

という経験をした人も結構いるんじゃないでしょうか?

 

僕も、リスニング中に余計なことを考えて内容が頭に入らなかったり、リーディングの途中で頭がぼーっとしたりと、本番で集中力を切らせてしまったことが結構ありましたね。。

 

というわけで、この記事では、TOEICの試験中に集中できない要因を分析しつつ、その対策について書きたいと思います!

ぐれいと

TOEICの長さが身に応える歳になってきました・・・。集中力を切らさないためには、やっぱ、日頃の鍛錬が大事ですね〜

TOEICで集中力できない要因

TOEICは時間がタイトなだけに、最後まできっちり集中したいところ。

途中で集中できなくなってしまう人は、その要因をきっちり分析した上で対策をたてるべきです。

 

TOEICに集中できないのは、主に以下の要因かなと思います。

TOEICで集中できない要因
  • ミスを気にしてパニックになる
  • 疲れて集中力が切れる
  • 体調がベストではない

ミスを気にしてパニックになる

問題がわからなかったり、予想以上に難しかったりして、

ヤバい・・・全然わからない・・・どうしよう・・・

とパニックになって集中できないパターン。

特に、出だしのPart1やPart2あたりで、いきなり聴き取れない問題が出ると焦りますよね・・・。

 

これは完全にマインドの問題なので、

解けない問題はさっさと諦めて、自分がとれる問題をしっかり取っていく

という意識を持つしかありません。

これは貴重な時間を無駄にしないという観点でも大事です。

 

あと、知っておくと良いのは、TOEICのスコアは絶対評価ではなく相対評価だということですね。

仮に、自分ができなかった問題であっても、周りの人も皆間違っていれば、スコアには大して影響しないのです。

そう考えると、少しは気が楽になりませんか?

疲れて集中力が切れる

集中できない要因として、単純に疲れて集中力が途切れる、というのはありますね。

誰しも多かれ少なかれ経験があるんじゃないでしょうか?

僕も、だいたいリーディングの中盤あたりから、だんだん集中力が落ちていくのを感じますね…。

まあ、人間なので長時間試験をやってると集中力が落ちてくるのは仕方ない話ではあります。

 

とは言え、集中力というのは基礎体力みたいなものです。

普段の訓練次第で、一定以上の集中力を保ったまま試験終了までいくこともできるようになります。

詳しくは、後述する「集中力を高めるために普段からやるべきこと!」を参考にしてみてください!

体調がベストではない

集中できない要因として、試験当日の体調がベストではない、というのも挙げられます。

 

風邪を引いていたり、睡眠不足だったりすれば集中できないのは当たり前。

まして二日酔いなんてもってのほかです!

 

試験当日がベストコンディションになるように、自己管理を心がけるべき。

試験の1週間前くらいからは、無理をせず、体調を崩さないように心がけます。

試験の前日は消化の良いものを食べて、早めに就寝しましょう。

ぐれいと

と言いつつ、僕も過去に睡眠不足でリーディング中にウトウトしてしまったことがあります…。自己管理も実力のひとつですよ!

 

あと、大体の人は午後は眠くなりがちなので、TOEICの申し込みの際に、試験時間が午前のものを選ぶと良いですよ。

リスニングで集中するためには?

リスニング問題は、次から次へと音声が流れ、1回しか聴くことができないので、集中力が切れることは命取りです。

最低でも、リスニングの約45分間はフルで集中したいところ。

ここでは、リスニングに集中するためのポイントを挙げます!

リスニングで集中するためには
  1. リスニング中は設問や選択肢を見ない
  2. できない問題に見切りをつける
  3. 目を閉じて深呼吸

リスニング中は設問や選択肢を見ない

リスニング(特にPart3, 4)では、音声を聴いている最中は設問や選択肢を見ないようにしましょう。

文字を見ると、音声に集中できず聞き逃しにつながってしまいます。

リスニング中は、目を閉じて耳に全神経を集中させましょう。

詳しくはTOEICのリスニングは目を閉じて聴こう【マルチタスク厳禁!】を参照してください!

リスニングは目を閉じて TOEICのリスニングは目を閉じて聴こう【マルチタスク厳禁!】

できない問題に見切りをつける

リスニングで、わからない問題が出てきたときはくよくよ悩まず、気持ちを切り替えて次にいきましょう。

気持ちの切り替えができないまま次の問題が始まってしまうと、確実に集中力が落ちます。

こうなると、

問題ができずくよくよする →集中できないので聴き取れない →余計落ち込む

という負のスパイラルに突入してしまいます・・・。

 

そうならないためにも、わからない問題は潔く捨てて、次の問題にいく習慣をつけましょう。

目を閉じて深呼吸

どうしても集中できないときは、目を閉じて深呼吸です。

特に、緊張して上がってしまったり、問題がわからなくて頭が真っ白になってしまったときなどに効果的。

3呼吸くらいでもやると、気分がリセットされますよ!

集中力を高めるために普段からやるべきこと!

やはり、試験本番での集中力を維持するためには、普段からの鍛錬が欠かせません。

ここでは、集中力を高めるために普段からやるべきことを挙げます!

集中力を高める鍛錬
  1. 本番形式の練習を繰り返す
  2. 英語にふれる機会を増やす
  3. マインドフルネス

本番形式の練習を繰り返す

本番での集中力を高めるのに1番効果があるのが、

本番形式の練習を繰り返す

ですね。

公式問題集でも模試でも何でもいいので、2時間ぶっ通しで問題を解くという訓練です。

人間は慣れる動物なので、この2時間の時間中で問題を解くということを繰り返していると、だんだんと体が慣れてきます。

 

もちろん、集中力を鍛える以外にも、TOEICの問題形式や時間配分に慣れるという効果も期待できるので、ぜひやるべきですね。

英語にふれる機会を増やす

日々の生活で、英語を読んだり聴いたりする機会を増やすのも有効です。

 

多くの人にとって、英語は日常的に使うものではないため、慣れない言語を見たり聴いたりすると余計に疲れてしまうというのはあります。

一方で、日本語だとそれほど疲れませんよね?(少なくとも英語と比べれば)

これは、我々が日本語に慣れ親しんでいるからに他なりません。

 

普段から英語の文章を読んだり、英語をリスニングしたりと、英語に触れる機会をできるだけ増やすことで、本番での集中力が落ちにくくなります。

マインドフルネス

試験中に色々考え事をしてしまって、集中できない人もいるのではないでしょうか?

 

根本的な集中力を鍛えるにはマインドフルネスがよいです。

マインドフルネスとは、瞑想のことですね。

瞑想というと、なんだか胡散臭く感じますが、Googleも取り入れているなど、瞑想をやっているビジネスパーソンは意外と多いです。(僕もやってます)

瞑想(マインドフルネス)がどんなものかは、「サーチ・インサイド・ユアセルフ」によく書いてあります。

マインドフルネスは集中力を上げるだけでなく、情緒を安定させたり、人生の瞬間瞬間を味わって生きることができるようになります。

長い目で見ると、TOEICに限らず、人生において確実にプラスになりますよ!

まとめ

というわけで、TOEICで集中できない要因や対策について書いてきました。

まとめると、

  • 集中できない要因としては、ミスを気にしてパニックになる、疲れて集中力が切れる、体調がベストではないが挙げられる
  • リスニングで集中するには、音声を聴くときに他の作業をしない
  • できない問題にくよくよ悩まず、次へ行く
  • 普段から本番形式の練習を繰り返すなど、集中力を高める鍛錬をすべき

ということですね。

ご参考になれば幸いです!